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2014年12月11日(木)
【通読】
ガラテヤ 2:20
私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が肉にあって生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです。
【ポイント】
①古い生き方に死に、キリストに生きる
週報の表紙に印刷されている、ライフチャーチのテーマ聖句の箇所ですね。神様は私たちがキリストにある新しいいのちに生きることを願われています。ここで大切なことは、このコンセプト(概念)を頭で理解することではなく、新しいいのち、新しい人生、新しい生き方を実践し、体験することです。それは、キリストが自分のうちに生きておられることを信じ、生き方、考え方、感じ方を変えることです。ところが、この一歩を踏み出さず、自分の生き方が自然に変わるのを待っている人はいないでしょうか。または、古い生き方を大切に保持している人はいないでしょうか。
パウロは異邦人たちに伝道することをキリストから示され、古い律法では食事などの交流を持つと汚れると教えられていた異邦人たちと生活を共にすることが大切であることを頭で理解し、それを実践に移しました。これは自然に起こったことではなく、パウロがキリストからのメッセージを受け、新しい生き方を決意したことを意味しています。
皆さんは「自分の生き方、考え方、感じ方などはそう簡単に変わるものではない。」と決めつけてしまっていることはないでしょうか。それがキリストの思いとは異なっていると知りながら、どこか古い生き方に居心地の良さを感じていることはないでしょうか。例えば、キリストに信頼し、心配なことがらについて考えることを止める決意をすることよりも、自分で心配なことについて思い煩っている方を積極的に選んでしまっていることはないでしょうか。思い煩いを止めると、やることがなくなってしまうような不安を覚えている人はいないでしょうか。しかし、キリストは私たちがキリストに信頼し、思い煩いを捨て、新しいいのちに歩む決断をするように促されているのです。そして、新しい歩みはいくら待っていても、何回説教を聞いても、キリスト教書を何百冊本を読んでも、自然に始まることはありません。ですから、生活の様々な場面で、キリストのが望まれている新しい生き方、新しい考え方、新しい感じ方を選びとり、実践していこうではありませんか。
【日曜礼拝の中心聖句】
ローマ人への手紙 5:8-11
8しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。9ですから、今すでにキリストの血によって義と認められた私たちが、彼によって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです。10もし敵であった私たちが、御子の死によって神と和解させられたのなら、和解させられた私たちが、彼のいのちによって救いにあずかるのは、なおさらのことです。11そればかりでなく、私たちのために今や和解を成り立たせてくださった私たちの主イエス・キリストによって、私たちは神を大いに喜んでいるのです。
【今週の適用と実践】
・続けて、クリスマスを迎えるにあたり、この世闇の中にあるという現実を直視してみましょう。
・家族、友人が闇の中で迷い、苦しんでいる姿に痛みを覚えましょう。
・実は、人々が一番必要としているのは「神様の愛」であることを再確認しましょう。
・この世の全ての問題は「神様の愛」によって解決されるという確信、信仰を深めましょう。
【今週の祈り】
「主よ、この世のほとんどの人があなたの愛と赦し、永遠の命の喜びを知らずに生きています。不安の中で、いつも人からの評価が気になって仕方がありません。他人との優劣を比較し、自分が劣っていると感じると落ち込み、優れていると感じれば有頂天になります。ですから、いつも気分は上がったり下がったりし、安定することがありません。ですから、変わることがないあなたの愛が必要なのです。なんとかして、不安や恐れの中にあるこの世の人たちに、あなたの愛を伝えることができるように、私たちを用いて下さい。」
ライフチャーチ牧師 大谷信道