デイリーディボーション 5月28日(火)

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デイリーディボーション 5月28日(火)

2013年5月28日(火)

ヘブル人への手紙 10:21-22
21 また、私たちには、神の家をつかさどる、この偉大な祭司があります。22そのようなわけで、私たちは、心に血の注ぎを受けて邪悪な良心をきよめられ、からだをきよい水で洗われたのですから、全き信仰をもって、真心から神に近づこうではありませんか。

【ポイント】
①キリストとの人格的な関わり、対話を深める
この点に関しては、これまで何度も触れて来ました。その理由は、現代日本において「深い関わり」が希薄になっているという点に危機感を覚えているからです。親子、夫婦が自分の本当の気持ちを相手に真剣に伝えるという作業に恐れを感じているようです。その恐れは、自分も人から問題を指摘されたくないということから来ている場合が多いでしょう。そして、その恐れは「相手の気持ちを尊重する」という綺麗な言葉で正当化されていることも多いのです。しかし、このような「浅い関わり」の傾向はキリストとの関係を築く上で極めて重大な障害となることを知る必要があります。

ここで、一つの原則を確認しましょう。それは、人との関わりを深められない人は、キリストのとの関わりを深めることができないという原則です。なぜなら、キリストは大祭司として、人間のことば、人間の気持ちをもって、私たちと関わってくださるからです。ですから、私たちクリスチャンは大祭司キリストにどれだけ心を開き、信頼することが出来るのか、大祭司キリストの励まし、戒めをどれだけ真剣に受け取れるのかという、より良い人間関係を築くときに直面する課題と全く同じ課題が与えられているのです。

②相手の「気持ち」「思い」を正確に受け取る練習をする
人格的な関わりが上手になると、相手の「ことば」ではなく「本当の気持ち」を受け取ることが出来るようになるものです。そうなると「傷つけられた」「馬鹿にされた」「非難された」「嫌われた」と感じる回数が少なくなります。同じように、キリストとの人格的な関わりが深まると、時として語られるキリストの厳しい戒めのことばが、自分に対する愛から出ていることに気が付くようになります。自分を最後の最後まで愛し、赦し、導き続けて行きたいという、キリストの本当の思いを受け取ることが出来るようになるのです。

キリストは私たちを愛し、その愛ゆえにご自身のいのちを惜しまずにささげ、私たちの罪を赦して下さった方です。聖書からキリストがそのような方であることを知れば知るほど、「彼が無意味に私たちを批判したり、裁いたりするはずがない」とキリストの本当の思いを受け取ることが出来るようになるのです。これがキリストへの信頼であり、信仰なのです。

【祈り】
《マタイ14:31》
31そこで、イエスはすぐに手を伸ばして、彼をつかんで言われた。「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」

アーメン

ライフチャーチ牧師 大谷 信道


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