デイリーディボーション 11月28日(金)

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デイリーディボーション 11月28日(金)

2014年11月28(金)

【通読】
ガラテヤ 1:11-12
11兄弟たちよ。私はあなたがたに知らせましょう。私が宣べ伝えた福音は、人間によるものではありません。12私はそれを人間からは受けなかったし、また教えられもしませんでした。ただイエス・キリストの啓示によって受けたのです。

【ポイント】
①啓示はすでに十分
私は神について、キリストについて、聖霊については聖書の中で十分に明らかにされ、これ以上知り得ることはないという信仰を持っています。もし、私たちの神についての理解が不十分であれば、それは聖書の側に問題があるのではなく、私たちの側に問題があるのです。イエス様も神様について全て明らかにされたがゆえに、ヨハネ20章29節で「見ずに信じる者は幸いです。」と言われたのです。つまり、私たちは神様の愛について知り、信じ、救われるためには、これ以上何か新しい事実を体験する必要はなく、使徒たちによるイエス様の目撃証言を聞くだけで十分だということです。私たち人間は常に新しい刺激を求める傾向があります。その傾向はクリスチャンの中にも入り込んでしまっている場合があります。教会の音楽、建物、プログラム、伝道方法、牧師のメッセージ(内容・スタイル)に新しさ、新鮮さを求めてしまうのです。教会、教職者が伝統の中に安住してしまっていることにも原因があるでしょう。しかし、この世の新しい刺激を求めるという風潮に流されている場合も少なくないのです。教会が人々の「刺激」「新鮮さ」などの、この世的なニーズに丁寧に応えれば応えるほど、クリスチャンが甘やかされ、飽きっぽいクリスチャンを育ててしまうという皮肉な結末を招いてしまう可能性があるのです。

しかし、キリストの啓示は時代によって変わることも、古くなることもありません。現代の人から見れば、陰気で退屈な教会であっても、そこで聖書のみことばを通してキリストと出会った人は新しくされるのです。聖霊の導きの中に歩むと、何度同じ箇所からのメッセージを聞いたとしても、その聖書の箇所から、今の自分に一番必要なメッセージを受け取ることができるのです。教会、牧師が分かりやすいメッセージを提供していく努力を怠ってはなりません。しかし、来るべき時にキリストと出会った時に「牧師のメッセージが悪かったから・・・」という言い訳は通用しないことを覚えておきましょう。なぜなら、私たちに必要なことがらは、私たちが理解できる形で聖書の中に明らかにされているからです。

【11月の聖句】
2コリント9:8
神は、あなたがたを、常にすべてのことに満ち足りて、すべての良いわざにあふれる者とするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることのできる方です。

【日曜礼拝の中心聖句】
ローマ人への手紙 12:1-2
1そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。2この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。

【今週の適用と実践】
・完璧主義、完全主義に心を支配されていないか考えてみましょう。
・この世に調子を合わせてしまっていることがらをリストにしてみましょう。
・この世の心理学、道徳ではなく、聖書の中に答え求めましょう。
・聖徒の交わり(教会の交わり)を通して慰め、励ましを受ける習慣をつけましょう。
・毎週の礼拝が自分自身を捧げる真剣な時となっているのか、自分を振り返ってみましょう。

【今週の祈り】
「主よ、わたしどれほどこの世に調子を合わせてしまっているのかを教えて下さい。また、わたしがいかにこの世の教えに信頼し、あなたのみことばを軽んじているのかに気づかせて下さい。あなたのみことばが私のこの世的な価値観、考え方を変える力があることに気づかせて下さい。あなたとあなたの体である教会に与える生き方を実践する者とし、その時にあなたから与えられる喜びを体験させて下さい。」

ライフチャーチ牧師 大谷信道


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