デイリーディボーション 6月24日(月)

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デイリーディボーション 6月24日(月)

2013年6月24日(月)

ヘブル人への手紙 11:32-34
32これ以上、何を言いましょうか。もし、ギデオン、バラク、サムソン、エフタ、またダビデ、サムエル、預言者たちについても話すならば、時が足りないでしょう。33彼らは、信仰によって、国々を征服し、正しいことを行ない、約束のものを得、獅子の口をふさぎ、34火の勢いを消し、剣の刃をのがれ、弱い者なのに強くされ、戦いの勇士となり、他国の陣営を陥れました。

【ポイント】
①信仰のヒーロになる必要はない。
続けて「信仰のヒーロー」たちの名前が記されています。彼らはなぜ、ヒーローなのでしょうか。再度、11章1-2節に戻ってみましょう。「1信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。2昔の人々はこの信仰によって称賛されました。」そうです。彼らは、まだ実現していない神様の計画を信じ、その計画のために忠実に歩んだがゆえに、「信仰のヒーロー」として称賛されるようになったのです。ヒーロになろうと思って頑張ったわけではありません。

ですから、私たちは人からの称賛を受けるために何かをする必要はありません。プロ野球の選手のように勝利後の「ヒーローインタビュー」のセリフを考えておく必要もありません。私たちが期待するべきは、神様からの褒め言葉なのです。

②「信仰のヒーロー」の歩みは決して完全ではなかった。
イエス・キリストの生き様は完全そのものであったことが福音書から分かります。一度たりとも、神様の御心に反した行動をとったことはありませんでした。しかし、「信仰の人々」の中には大きな間違い、罪を犯す者も含まれています。例えば「ダビデ」
が良い例でしょう。自分の部下を死に追いやり、その妻を奪うという大きな罪を犯しました。しかし、彼は悔い改め、神様の憐れみと恵みのゆえに大きな祝福を受けました。その理由は、神様の計画に忠実でありたいという信仰にありました。(もちろん神様のダビデを用いるという計画がその背後にあることは言うまでもありません。)

同じように、私たちはクリスチャンとしての成長の途中にあります。ですから、今日完全であることを目指す必要はないのです。あなたが不完全なことは、誰でもない神様がご存知なのです。そして、その不完全さを責め立てることはされません。責められている感じがあるとすれば、あなた自身が自分の不完全さに我慢できず、責めているのです。実はこれは、謙虚さどころか、完全でありたいというプライドによるものです。

今週も、自分の限界や弱さを正直に認めつつ、キリストを信じる信仰によって与えられている永遠のいのちの約束の喜びの内に歩んでいきましょう!

【祈り】
《ローマ8章》
28神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。

アーメン

ライフチャーチ牧師 大谷 信道


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