デイリーディボーション 7月24日(水)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 7月24日(水)

2013年7月24日(水)

ヘブル人への手紙 13:18-19
18 私たちのために祈ってください。私たちは、正しい良心を持っていると確信しており、何事についても正しく行動しようと願っているからです。19また、もっと祈ってくださるよう特にお願いします。それだけ、私があなたがたのところに早く帰れるようになるからです。

【ポイント】
①指導者達のために祈る
「祈ってください」という単語は、原語の時制を強調して訳すと「今あなたがた祈っているように、これからも祈り続けて下さい」とも訳すことができます。つまり、当時の教会では指導者達(牧師・長老)のために祈ることが習慣になっていたことが分かります。この習慣は現代の教会でも変わることはありません。教会が神の家族としての歩みを続ける中で、そこに集められている者が互いのために祈り合うことは、キリストの愛に動かされる群れの自然な姿なのです。この祈り合いは、しっかりと教会につながる者が経験することができるの祝福であると言えます。

②指導者達のためにどのように祈ればよいのか
その一つは「何事についても正しく行動できる」ことです。羊飼いが、羊の健康や成長を把握し、正しいタイミングで正しい場所に羊を連れて行き、餌を食べさせたり、水を飲ませたりすることが求められるように、牧師も群れの状態をは把握し、正しいタイミングで、正しく聖書から教えていくことが求められます。さらに、これは世の中のあらゆるリーダーがそうであるように、正しいタイミングで、正しい判断を行う責任を負っています。世の中のすべてのリーダーがそうであるように、この責任には大きなストレスが伴います。ですから、与えられている責任を全うすることができるように祈ることが大切なのです。

③指導者達の必要を知る
例えば、家庭において主婦は家族の健康、家計、季節など様々な状況を判断し、その日の献立を決めます。実は、大きな責任の中でたくさんの判断を行なっているのです。一方、子どもたちは「おなか減ったー!」「お肉が食べたい!」とただ、自分が食べたいものを要求します。普段子どもは、母親がどのような責任のなかで食事を準備しているのかを深く考えることはないでしょう。ここに、相手のために祈る素晴らしさがあります。もちろん、誰かのために祈ることの大切さは、神様と語り合い、神様の守り、導きを祈り求めることにあります。しかし、他にも重要な点があります。それは相手のためにどのように祈ったら良いのか考えるときに、相手の置かれている状況、立場を相手の視点から考えることができることです。先ほどの例で考えると、子どもが母親のために真剣に祈ろうと思う時に、母親がどれだけ大きな責任と、実際の仕事を負っているのかに気づくでしょう。ですから、家庭において父親は、子どもたちにそのような祈りの時を導いていくことが大切なのです。もちろん、母親は父親のために正しく祈ることができるように、子どもたちを導いていくことが大切です。夫婦は、子どもたちのために適切に祈ることができるように、子どもの置かれている状況を、子どもの立場から考えていく事、話し合うことが重要です。

指導者だけでなく、互いののためにどのように祈ったら良いのかを直接相手に聞いて見ることも大切です。しかし、実はその本人も自分の問題に気がついていない場合もあります。ですから、相手の置かれている状況をよく知り、どのようにとりなしたら良いかを知った上で、神様の御心を求めていくことが大切なのです。

【ポイント】
《コロサイ4章》
2目をさまして、感謝をもって、たゆみなく祈りなさい。
3同時に、私たちのためにも、神がみことばのために門を開いてくださって、私たちがキリストの奥義を語れるように、祈ってください。この奥義のために、私は牢に入れられています。
4また、私がこの奥義を、当然語るべき語り方で、はっきり語れるように、祈ってください。

アーメン

ライフチャーチ牧師 大谷信道


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