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2014年12月22日(月)
【通読】
ガラテヤ 3:15-18
15兄弟たち。人間の場合にたとえてみましょう。人間の契約でも、いったん結ばれたら、だれもそれを無効にしたり、それにつけ加えたりはしません。16ところで、約束は、アブラハムとそのひとりの子孫に告げられました。神は「子孫たちに」と言って、多数をさすことはせず、ひとりをさして、「あなたの子孫に」と言っておられます。その方はキリストです。17私の言おうとすることはこうです。先に神によって結ばれた契約は、その後四百三十年たってできた律法によって取り消されたり、その約束が無効とされたりすることがないということです。18なぜなら、相続がもし律法によるのなら、もはや約束によるのではないからです。ところが、神は約束を通してアブラハムに相続の恵みを下さったのです。
【ポイント】
①神様の約束(契約)が反故にされることはない
パウロは、神様のアブラハムと交わされた契約は、その後に変更されたり、破棄されることは絶対にないと説明しています。特に、モーセに与えられた律法もアブラハムとの契約を取り消したり、無効にするようなものではないのです。
この考え方は、イエス様の約束にも適用されます。ヨハネ1章12節にはこのようにあります。「12しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」つまり、イエス・キリストの愛を知り、キリストを人生の主として受け入れた人は、神の子どもとされる特権が与えられるわけですが、後から、この約束が変更されることはありません。日本では親子関係は法律で守られており、その関係を無効にすることはできません。神様の約束は絶対なので、一度神様の子どもとされた私たちが、その関係を断ち切られることはないのです。
【日曜礼拝の中心聖句】
ローマ人への手紙 3章
22すなわち、イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、それはすべての信じる人に与えられ、何の差別もありません。23すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、24ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。
【今週の適用と実践】
クリスマスの喜びを本当の喜びとするために
・罪と死の問題を直視し、人間の努力によってそれらを解決できないことを再確認する。
・キリストは私たちの罪深さを知りながら、私たちを愛し、私たちの身代わりとして十字架で死んでくださった。
・キリストの愛がなければ、この世での人生も、死後の世界でも虚しく、惨めなもとのなることを再確認する。
【今週の祈り】
「主よ、罪とその結果である永遠の死の深刻さを教えて下さい。主よこのクリスマスが、キリストの愛と赦しがなければ、私たちは生きていけないことを私たちが実感する時となるように導いて下さい。」
ライフチャーチ牧師 大谷信道