デイリーディボーション 11月8日(土)

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デイリーディボーション 11月8日(土)

2014年11月8日(土)

2コリント 11:14-15
14しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです。
15ですから、サタンの手下どもが義のしもべに変装したとしても、格別なことはありません。彼らの最後はそのしわざにふさわしいものとなります。

【ポイント】
①サタンの手口を知る
このテーマについてはこれまで何度も学んできましたね。しかし、サタンは大変狡猾なので、注意を怠ると足元をすくわれることがあるのです。まず、パウロはサタンの働きは「外見」「教え」などから見極めることが難しいと指摘しています。ですから、いかにも使徒らしく見え、使徒らしく教える人たちが「サタンの手下」である可能性があるということです。

②サタンの働きの見分け方
それでは、どのように見分ければ良いのでしょうか。実は、このポイントについてイエス様ははっきりと教えられています。例えば、マタイ7章では「15にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。16あなたがたは、実によって彼らを見分けることができます。ぶどうは、いばらからは取れないし、いちじくは、あざみから取れるわけがないでしょう。17同様に、良い木はみな良い実を結ぶが、悪い木は悪い実を結びます。」
また、マタイ13章では、良い麦と毒麦の例えでも、見分けるのが難しい間は放っておき、実ったあとに選別するように教えています。

③犯人探し、議論は、サタンの思う壺
しかし、ここで大切なことはサタンのしもべを見つけ出し、追い出すことではありません。なぜなら、犯人探しは群れに疑心暗鬼、裁き合いをもたらすからです。これこそがサタンの狙いなのです。そもそも、サタンの手下は一部の例外を除き、自分がサタンの誘惑に陥っているという自覚を持っている人はいません。反対に、自分は正しいことを行っているという確信を持っていることでしょう。ところが、冷静に見ると、一致、調和という実ではなく、争い、分裂という実を結んでしまうのです。しかし、一番の問題は、その結果、イエス様の福音の前進が妨げられるということなのです。

④愛し合うこと
サタンの攻撃に対抗する最善の方法は、キリストの愛をもって愛し合い続けることです。キリストの愛を知るためには聖書のみことばに聞き続ける必要があります。愛し続けるためには、聖霊の力が必要になります。神様の義は、議論によってではなく、愛し合う中で実現するのです。愛の中ではサタンは身動きを取ることができなくなるのです。

【祈り】
《1ペテロ4章》
8何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。
9つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。
10それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。
11語る人があれば、神のことばにふさわしく語り、奉仕する人があれば、神が豊かに備えてくださる
力によって、それにふさわしく奉仕しなさい。それは、すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。栄光と支配が世々限りな
くキリストにありますように。アーメン。

ラフチャーチ牧師 大谷 信道


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