デイリーディボーション 8月6日(火)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 8月6日(火)

2013年8月6日(火)

ピリピ人への手紙 1:12-14
12さて、兄弟たち。私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになったのを知ってもらいたいと思います。13私がキリストのゆえに投獄されている、ということは、親衛隊の全員と、そのほかのすべての人にも明らかになり、14また兄弟たちの大多数は、私が投獄されたことにより、主にあって確信を与えられ、恐れることなく、ますます大胆に神のことばを語るようになりました。

【ポイント】
①いつも「福音の前進」のことを考える
前後の文脈からもパウロは「福音の前進」のこと最優先に考えていることが分かります。パウロの「投獄」によってピリピ人の教会のクリスチャンたちが落胆したり、恐れて伝道を止めてしまうことがないように励ましを送っているのです。

②伝道の主体はメンバー一人ひとり
あるクリスチャンの方と話している時に「今の牧師になってからバプテスマを受ける人が1人もいないんです。」という不満を聞きました。残念ながら伝道の主体が牧師、宣教師、教職者だと考えているクリスチャンがたくさんいます。しかし、伝道の主体はクリスチャン一人ひとりです。しかし、伝道に苦手意識、恐れを感じ、「正直なところ伝道は避けて通れるのであれば、避けてしまいたいてい」思っている人もいるでしょう。それは、自然なことです。福音を正確に語れば、聞いた人の中に拒否反応が起こる可能性は常にあるからです。しかし、そこから逃げてはならないのです。私たちはその働きのために選ばれ、救われたからです。

パウロは、ピリピの人の心が弱っていることを知りながら、励ますことをやめませんでした。自分が困難な状況の中にあっても福音の前進を止めていないことを証し、ピリピ教会の一人ひとりも福音の前進をとめないように励ましているのです。この励ましは、現代に生きる私たちにも与えられています。歴史を振り返る時に伝道が簡単だった時代など一度もないのです。どの時代でも、どの地域でもキリストの福音は「狭い門」であることは変わらないのです。今日も、みことばから励ましを受けて、証人として歩みましょう。

【祈り】
《2テモテ》
2みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。
3というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、
4真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。
5しかし、あなたは、どのような場合にも慎み、困難に耐え、伝道者として働き、自分の務めを十分に果たしなさい。

アーメン

ライフチャーチ牧師 大谷 信道


side_worship side_info