デイリーディボーション 4月4日(木)

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デイリーディボーション 4月4日(木)

2013年4月4日(木)

「キリストは私たちを聖く、完全で、非難されるところのない者とするために苦しまれ、死なれた。」

コロサイ 1:22
今は神は、御子の肉のからだにおいて、しかもその死によって、あなたがたをご自分と和解させてくださいました。それはあなたがたを、聖く、傷なく、非難されるところのない者として御前に立たせてくださるためでした。

【ポイント】
罪のために、この地上での人間関係は歪み、壊れてしまっています。その一番の問題は親子関係です。なぜなら、親子の関わりを通して、子どもの人間性が培われるからです。さらに、自分の経験した親子関係はクリスチャンとなった後の、自分と天の父の関係に暗い影を落とすほど、強い影響を持っています。イエス様を信じる信仰によって、天のお父さんから100%赦され、100%受け入れられ、100%愛されるという、聖書の「真理」「約束」を十分に味わうことができないクリスチャンがたくさんいるのです。その原因は、今まで自分が100%赦され、100%受け入れられ、100%愛されたという「経験」「実感」を持ったことがないからです。その天のお父さんの愛に一番近い愛は、親の子どもに対する愛でしょう。しかし、地上の親は不完全なために、子どもが親から受け入られ、愛されたという実感を持つことがないまま大人へと成長してしまう人は決して少なくありません。そのような人は、クリスチャンになっても、神様の愛、赦しについて「頭」では理解していますが「肌感覚」としてその愛を実感することができないという状況に陥ってしまう可能性があるのです。

しかし、それは決定的な問題ではありません。神様の愛は、自分が地上で経験してきた愛とは全く次元の違う愛であることを「頭」で理解し、その神様の愛に身を委ねていくことができるのです。これは、クリスチャンになることで自動的に、機械的に起こることではありません。もしそうであれば、使徒パウロは今日のようなメッセージをコロサイの教会に書送る必要はありませんでした。私たちは繰り返し、みことばに触れ、キリストの愛を知り、天の父が手を広げあなた迎え、あなたを抱きしめ、依然として不完全さを持っているあなたを愛の内に育てて下さる姿を想像し続けることが大切なのです。

ですから、自分の不完全さに落胆してはなりません。クリスチャンとしての成長の遅さに苛立ったり、自分を裁いてはなりません。そのような悪い癖を持っているとしたら、その癖を捨て去りましょう。自分を裁いたり、うち叩いたりしても、神様の愛の平安の中に生きることにはならないからです。あなたはイエス様への信仰によって「聖く、傷なく、非難されるところのない者として御前に立たせてくださる」約束を与えられているのです。神様はあなたの弱さ、罪深さをすべて知った上で、あなたを愛すると決められたのです。

【祈り】
《ヘブル10章》
10このみこころに従って、イエス・キリストのからだが、ただ一度だけささげられたことにより、私たちは聖なるものとされているのです。

ライフチャーチ牧師 大谷 信道


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