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2014年12月27日(土)
【通読】
ガラテヤ 4:1-3
1ところが、相続人というものは、全財産の持ち主なのに、子どものうちは、奴隷と少しも違わず、2父の定めた日までは、後見人や管理者の下にあります。3私たちもそれと同じで、まだ小さかった時には、この世の幼稚な教えの下に奴隷となっていました。
①神の子が意味すること
福音のメッセージの中心は、天の父が罪深い私たちを、自分の子として愛してくださっていることにあることは言うまでもありません。しかし、神の子とされているということは、それ以上を意味しています。ヨハネ1章12節にはこのようにあります。「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」つまり、神の子とされるとは、神様の持っている財産を受け継ぐ権利が与えられていることを意味しているのです。私たちは、単に天国の住民になる約束が与えられているのではないのです。
神様の財産を相続するという約束を信じ続けることは、私たちの信仰の中で大きな部分を占めていることをご存知でしょうか。創世紀では、イサクの長男エサウは夕食を待てず、一回の食事と引き換えに、長子の権利を弟ヤコブに譲ってしまいました。その時のエサウのことばはこうです。「見てくれ。死にそうなのだ。長子の権利など、今の私に何になろう」私たち人間は目先の祝福、利益に飛びつく傾向があります。しかし、神様から与えられている相続の約束の価値を見誤ってはならないのです。
【日曜礼拝の中心聖句】
ローマ人への手紙 3章
22すなわち、イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、それはすべての信じる人に与えられ、何の差別もありません。23すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、24ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。
【今週の適用と実践】
クリスマスの喜びを本当の喜びとするために
・罪と死の問題を直視し、人間の努力によってそれらを解決できないことを再確認する。
・キリストは私たちの罪深さを知りながら、私たちを愛し、私たちの身代わりとして十字架で死んでくださった。
・キリストの愛がなければ、この世での人生も、死後の世界でも虚しく、惨めなもとのなることを再確認する。
【今週の祈り】
「主よ、罪とその結果である永遠の死の深刻さを教えて下さい。主よこのクリスマスが、キリストの愛と赦しがなければ、私たちは生きていけないことを私たちが実感する
ライフチャーチ牧師 大谷信道