デイリーディボーション 7月22日(月)

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デイリーディボーション 7月22日(月)

2013年7月22日(月)

ヘブル人への手紙 13:16
善を行なうことと、持ち物を人に分けることとを怠ってはいけません。神はこのようないけにえを喜ばれるからです。

【ポイント】
①神様は善を行う者を喜ばれる
善を行うことの大切さは説明するまでもありません。しかし、ここで大切なことは、「善を行うこと」と「持ち物を分かち合うこと」が「いけにえ」であるということなのです。つまり、私たちがこれらのことを行動に移す動機付けは、人を喜ばれることではなく、神様を礼拝し、神様を喜ばせることなのです。

②神様は与えるものを喜ばれる
与えることの大切さについて使徒パウロ様はイエス様から教えられたと証しています。「
このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです。」
(使徒20:35)

③誰から始めるか?
ヘブル書の著者は、誰に善を行い、施すのか具体的な対象を明示していません。しかし、彼が前後の文脈から教会の群れを念頭に置きながら話していることが明らかです。つまり、必ずしも社会的な奉仕活動の話をしているわけではないということです。もちろんそのような活動は尊いものです。

④教会の群れのビジョン
13章の冒頭を覚えているでしょうか。「兄弟愛をいつも持っていなさい。」でした。今日の箇所と合わせると神様が求めている教会の姿が見えてくるのではないでしょうか。そこに見える姿は財産を共有するシステムでも、慈善事情を行う団体でもありません。神の家族として自然な姿です。神の家族というビジョンは、「概念」ではなく「実際の日々の生活」を表しています。もちろん教会として最も大切なことは、聖書に忠実にあらゆる方法を持ってキリスト礼拝し続ける教会を追求することです。しかし、その具体的な方向性には「自分が夫婦生活をして行きたい群れ」「そこで子育てをしたいと思う群れ」「そこで老後を過ごしたい群れ」というような教会を目指し、そのための責任を負っていくことが大切です。「善行」も「分ち合い」も教会のメンバーが互いに愛し合い、支え合っていく具体的な姿であるのです。

【祈り】
《エペソ2章》
19こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。
20あなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。
21この方にあって、組み合わされた建物の全体が成長し、主にある聖なる宮となるのであり、
22このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。

アーメン

ライフチャーチ牧師 大谷 信道


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