デイリーディボーション 11月3日(月)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 11月3日(月)

2014年11月3日(月)

2コリント 10:16-18
16それは、私たちがあなたがたの向こうの地域にまで福音を宣べ伝えるためであって、決して他の人の領域でなされた働きを誇るためではないのです。17誇る者は、主を誇りなさい。18自分で自分を推薦する人でなく、主に推薦される人こそ、受け入れられる人です。

【ポイント】
①とにかく主の前で前向きに!
「あなたがたの向こうの・・・」という表現からも、パウロは自分の与えられた使命に対して常に前向きであることが分かります。これは私たちが模範とするべき生き方なのです、しかし、残念なことに現在の多くの教会がこの姿勢を失ってしまっています。つまり、クリスチャンの視線が教会の外、伝道対象者、対象地域ではなく、教会の内側に向いてしまっているのです。

ただ、これは信仰的なビジョンの問題だけではありません。私たちの日々の生き方の反映でもあるのです。つまり、主にあって前向きに生きることが大切だということ理解し、前向きな生き方の決意をしている人が集まれば、教会はパウロと同じような歩みに導かれていくのではないかと思うのです。例えば、人との関わりはどうでしょうか。時々、例外的に初めての人と会ったり、商談することが楽しくてしょうがないといういう人がいますが、その他のほとんどの人は、そのような場面にストレスを感じるものなのです。しかし、この世では人とかかわらずに生きていくことはできませんから、苦手だと感じながらも、人と関わりながら生きていくしかないのです。そして、皆さんがよく知っている通り、「苦手なこと」に出会った時に、前向きに取り組むのか、言い訳を作って逃げてしまうのかで、その後の人生が大きく変わってしまうのです。

伝道も同じだと思います。伝道の賜物が与えられている一部の人を除いて、多くの人は緊張やストレスを感じるものです。伝道するよりも、気のあったクリスチャンたちと一緒にいるほうがずっと楽で楽しいと感じることでしょう。ただ、パウロがコリントの教会の人たちから持たれていた印象を思い出してみましょう。「パウロの手紙は重みがあって力強いが、実際に会った場合の彼は弱々しく、その話しぶりは、なっていない。」(2コリ10:10)とあるように、パウロ生まれながらの交家ではなく、むしろその反対だったと思われます。それでもパウロは、前向きに福音を語りつづけ、主のみことばを教え続けたのです。このパウロに倣って歩んでいこうではありませんか!

【祈り】
《1テモテ1章》
4果てしのない空想話と系図とに心を奪われたりしないように命じてください。そのようなものは、論議を引き起こすだけで、信仰による神の救いのご計画の実現をもたらすものではありません。
5この命令は、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰とから出て来る愛を、目標としています。
6ある人たちはこの目当てを見失い、わき道にそれて無益な議論に走り、
7律法の教師でありたいと望みながら、自分の言っていることも、また強く主張していることについても理解していません。
アーメン

ライフチャーチ牧師 大谷 信道


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