デイリーディボーション 8月10日(土)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 8月10日(土)

2013年8月10日(土)

ピリピ人への手紙 1:25-26
25 私はこのことを確信していますから、あなたがたの信仰の進歩と喜びとのために、私が生きながらえて、あなたがたすべてといっしょにいるようになることを知っています。26そうなれば、私はもう一度あなたがたのところに行けるので、私のことに関するあなたがたの誇りは、キリスト・イエスにあって増し加わるでしょう。

【ポイント】
①「教会の形成」と「家族の形成」の類似点
現在、牧師、宣教師の働きが「ビジネスライク」になっている傾向はないでしょうか。つまり、「仕事」という感覚で牧師、宣教師の働きをしているケースが少なからずあるようです。教会の規模が大きくなるほどそのような傾向が強いのかも知れません。午後6時以降は教会にかかってくる電話は取らないという方針の牧師さんもいるようです。確かに牧師が自分の時間、家族との時間を大切にすることは極めて重要な点であり、家族との関わりを犠牲にして教会の仕事に勤しむケースが多いことも事実です。しかし、少なくともパウロを見る限り、彼が「仕事」、「ビジネス」として教会に関わっていたという姿勢はみじんも感じません。例えば、家庭において父親、母親が、たとえ仕事で出張したり、病気で入院したりして家庭を離れることがあったとしても、「親でなくなる」という意味での「休業」はありません。子どもが進学や就職のために自分のもとを離れたとしても、親はいつでも親で在り続け、子どものことを思い、支え続けたいと思うのです。ですから、パウロの教会に対する姿勢は、家庭における親の姿勢に大変似ていることがわかるのです。どのような状況にあっても、どのような場所にいても、キリストにある愛する兄弟姉妹のことを考え、祈り続けているのです。

この点は、教会のメンバーひとりひとりについても同じなのです。「今日は教会はオフなんだ」とか「今日は教会のお勤めはお休みなんだ」ということはないのです。教会は神の家族だからです。もちろん、牧師もメンバーも常に正しい優先順位をもって家族とか変わっていくことが大切です。自分の体はひとつしかありませんし、時間の制限もありますから、妻、夫、子ども、教会のメンバー全員と等しく関わることは不可能です。しかし、祈りの時間に一人ひとりの顔を思い出しながら、祈っていくことができます。パウロが手紙を持ってピリピの教会の一人ひとりと喜びを分かち合ったように、必要に応じて、電話やメールでコミュニケーションを取ることもできるでしょう。パウロが各教会のクリスチャンたちが成長し、福音が前進していくことを喜んでいたように、私たちも神の家族としてのライフチャーチが成長し、ライフチャーチを通して福音がさらに前進していくことを共に喜んでいきましょう!

【祈り】
《1テサロニケ5章》
11ですから、あなたがたは、今しているとおり、互いに励まし合い、互いに徳を高め合いなさい。

アーメン

ライフチャーチ牧師 大谷 信道


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