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2014年12月18日(木)
【通読】
ガラテヤ 3:8-9
8聖書は、神が異邦人をその信仰によって義と認めてくださることを、前から知っていたので、アブラハムに対し、「あなたによってすべての国民が祝福される」と前もって福音を告げたのです。9そういうわけで、信仰による人々が、信仰の人アブラハムとともに、祝福を受けるのです。
【ポイント】
①神様の計画は変わることがない
パウロは昨日の箇所でアブラハム例を挙げながら、神様から義とされる唯一の方法は神様への信仰であることを説明しています。つまり、行いによってではなく、信仰によって神様に義とされるということは、モーセが律法を授かるずっと前から定められていたことを聖書から明らかにしているのです。つまり、「信仰による義」は、イエス・キリストが突然思いついたアイディアでも、パウロが勝手に作り上げた自説でもなく、アブラハム、そして創世紀の著者であるモーセにもはっきりと示されていたことを証明しているわけです。
さらに今日の箇所で「信仰による義」とおなじく、「異邦人の救い」も神様の始めらの計画であることを創世紀12章を引用しながら説明しています。この箇所は「旧約聖書の大宣教命令」と呼ばれています。つまり、アブラハム、アブラハムの子孫であるイスラエルの民は全人類の救いのために選ばれた、いわば宣教師であったわけです。そして、この計画がイエス・キリストによって具体的に実行されることになったのです。
このように、イエス様は、旧約聖書の教え、旧約聖書に記されている神様の計画と矛盾するどころか、そこに記されている約束、計画を成就される方であることがよくわかると思います。つまり、神様の計画は初めから今日に至るまで変わることなく、着実に実現し続けているのです。私たちはこの偉大な計画の実現にかかわらせて頂いていることを覚えるべきなのです。近視眼になり、自分の祝福のことばかりが気になっている人は、神様の大きな計画にめを向けてみましょう。
【日曜礼拝の中心聖句】
ヨハネの福音書 12章
46わたしは光として世に来ました。わたしを信じる者が、だれもやみの中にとどまることのないためです。47だれかが、わたしの言うことを聞いてそれを守らなくても、わたしはその人をさばきません。わたしは世をさばくために来たのではなく、世を救うために来たからです。
【今週の適用と実践】
・続けて、クリスマスを迎えるにあたり、この世が救いを必要としていることを覚えましょう。
・家族、友人が闇の中で迷い、苦しんでいる姿に痛みを覚えましょう。
・実は、人々が一番必要としているのは「神様の愛」であることを再確認しましょう。
・この世の全ての問題は「神様の愛」によって解決されるという確信、信仰を深めましょう。
【今週の祈り】
「主よ、あなたがこの世を救いたいと思っているその情熱を私も共有することができるように助けて下さい。その愛と情熱のゆえに、罪深く不完全な私たちが救われている喜びを深めるものとしてください。そして、あなたの愛がこの世の様々な問題の完全な解決策であるという確信をさらに深めることができるように助けて下さい。今週もあなたの光の中を歩みます。」
ライフチャーチ牧師 大谷信道