デイリーディボーション 7月29日(月)

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デイリーディボーション 7月29日(月)

2013年7月29日(月)

ピリピ人への手紙 1:1
1キリスト・イエスのしもべであるパウロとテモテから、ピリピにいるキリスト・イエスにあるすべての聖徒たち、また監督と執事たちへ。

【ポイント】
①あなたとキリスト・イエスの関係は?
パウロは自分とテモテは「キリスト・イエスのしもべ」という自己紹介をしています。もちろん「しもべ」は肩書きでも、職業でもありません。パウロとテモテのイエス様との関係を表しています。つまり、パウロとテモテは自分たちはキリストを主として認め、あがめ、従う者であると自己紹介をしているわけです。私たちがよく使う「クリスチャン」ということばも、決して自分は罪を赦された者、天国に行く約束が与えられている者とい自分の状態(ステータス)を表していることばではありません。クリスチャンとは、「キリストを信じ従う者」という、イエス様との関係を表していることばです。

②クリスチャンは全員「しもべ」である
あなたは、イエス様から「しもべ」として従ってきなさいという「招き」を受け、その関係について合意し、信じクリスチャンとされました。この点について、パウロ、テモテ、他の弟子たちと何ら違いはありません。ですから、あなたが自分のアイデンティティーをどのように考えていたとしても、イエス様から見ればあなたは彼の「しもべ」なのです。

③現代の教会(クリスチャン)の悩みの根源とは?
現代のクリスチャンの抱える信仰の悩みの原因の多くは、「イエス様とのいい加減な関係」に起因していること感じます。多くの教会において、信仰決心の際にはっきりとしておかなければならない、イエス様と自分との主従関係について、曖昧にしたままバプテスマに進んでしまうケースが多いようです。教会、牧師がこの点について曖昧にしたまま、誰かにバプテスマを授けるとしたら、そこには大きな倫理的な問題が隠れていることに気づいている必要があります。イエス様はすべての人が救われることを望んでいらっしゃいます。同時に、イエス様はすべての人がご自身の「しもべ」としてしたがって来ることを望んでいます。イエス様の従うことを一番にすることを、私たちに求めるのです。ですから、私たち教会のリーダーはこの事を隠したまま、「天国」の甘い話だけで釣るような伝道の仕方をしてはならないのです。または、「バプテスマを受けた後に・・・」などといういい加減な考え方は捨て去る必要があります。これまで何度も確認していますが、イエス様は一度足りとも、そのようないい加減な招きはしていません。
「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。」(マタイ16:24)

キリストのとの主従関係を曖昧にしたまま信じること(実際には信じることにはなっていないのですが)は、夫婦の愛の関係、互いに責任を負い合い、仕え合う約束しないまま、夫婦生活を始めるようなものです。ですから、ちょっと問題が生じるとすぐに「嫌になっちゃう」のです。実は「信仰に伴う問題」、「クリスチャンとしての課題」以前の問題があるのです。そもそも「信仰が無い問題」、「クリスチャンとして歩んでいないこと」によって生じる問題がたくさんあるのです。ですから、「何があってもつぶやかず、最後までイエス様を信じ、信頼し、従っていく」という信仰決心を常に確認し続けることが大事なのです。

あなたの日々の悩みの原因は、イエス様との関係をはっきりさせない、自分に都合の良い付き合い方をしている結果であることはないでしょうか。本当の夫婦愛は互いに愛し合い、支え合う約束をした夫婦だけが体験できるものであるのと同じで、キリスト者としての平安、喜びは、イエス様に従い、その支配を受け入れたものだけが体験できるものなのです。

【祈り】
《マタイ6章》
24だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。

アーメン

ライフチャーチ牧師 大谷 信道


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