デイリーディボーション 7月22日(水)

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デイリーディボーション 7月22日(水)

2020年7月22日(水)
へブル人への手紙 5:4-6 4まただれでも、この名誉は自分で得るのではなく、アロンのように神に召されて受けるのです。5同様に、キリストも大祭司となる栄誉を自分で得られたのではなく、彼に、「あなたは、わたしの子。きょう、わたしがあなたを生んだ。」と言われた方が、それをお与えになったのです。6別の個所で、こうも言われます。「あなたは、とこしえに、メルキゼデクの位に等しい祭司である。」
【ポイント】 ①なぜ、イエスが大祭司になれるのか? モーセに与えられた律法では、アロンとその子孫だけが祭司になることができると定められています。「アロンとその子らに飾り帯を締めさせ、ターバンを巻きつけさせる。永遠のおきてによって、祭司の職は彼らのものとなる。あなたは、アロンとその子らを祭司職に任命せよ。」(出エジプト29:9)アロンは「レビ族」でしたから、レビの家系の人だけが祭司(大祭司)になることが、神様の「永遠のおきて」であることが分かります。
イエス様は、ヨセフを父とするのであれば家系的には「ユダ族」の生まれです。ユダの子孫にはダビデがいますから、ダビデの血を引く王の家系ともいえるかもしれません。しかし、レビの家系ではありませんから、神様の「永遠のおきて」からすると、イエス様は大祭司になることができないはずなのです。これは、ユダヤ人であればだれもが知っている常識ですから、ヘブル書を読んだユダヤ人は「はっ?ありえないでしょ!」と思ったことでしょう。
しかし、ヘブル書の著者は「いやいや、メルキゼデクと言う王であり祭司であった人がいたでしょ!」と指摘しているのです。詩篇110編1、4節をみると「1主は、私の主に仰せられる。『わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまでは、わたしの右の座に着いていよ。』」、「4主は誓い、そしてみこころを変えない。『あなたは、メルキゼデクの例にならい、とこしえに祭司である。』」とあります。1節でダビデが「私の主」と呼んでいる存在の方は、メルキゼデクと同じように、永遠の祭司であると記されているのです。つまり、神様は、レビが生まれる前に、すでにメルキゼデクという祭司を立てられており、来るべき時にメルキゼデクと同じような「永遠の祭司」を立てられることをダビデに対して預言されたということなのです。
このように、イエス・キリストが永遠の大祭司であるという説明は、旧約聖書を丁寧に見て行けば、誰の目にも明らかなのです。異邦人にとっては、大きな問題ではないかもしれませんが、ユダヤ人にとっては、大問題なのです。例えば、「古代において、今の天皇家とは別の天皇が建てられていて、その永遠の天皇の再来が、東北地方の片田舎の大工の息子だったのだ!」と言ったら、右翼的な人々は、大激怒することでしょう。ユダヤ人にとっては、それ以上に大きな問題だったのです。
大切なことは、ヘブル書の著者は決して聖書に書いていない持論を展開していたのではなく、むしろ、聖書に忠実に、イエスが何者であったのかを説明しているのです。ユダヤ人でない私たちも、これらの説明から、イエス・キリストの福音についての確信を深め、イエス様への信頼を深めていくことができるのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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