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2023年11月1日(水)
【今日のみことば】 コリント人への手紙第一 3:14-16 14もしだれかの建てた建物が残れば、その人は報いを受けます。15もしだれかの建てた建物が焼ければ、その人は損害を受けますが、自分自身は、火の中をくぐるようにして助かります。16あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。17もし、だれかが神の神殿をこわすなら、神がその人を滅ぼされます。神の神殿は聖なるものだからです。あなたがたがその神殿です。
【ポイント】 ①クリスチャンにとっての神殿は「自分自身」と「信徒の群れ(教会)」 イエス様の十字架によって、神様は聖霊というかたちで信じる者の内に住まわれることになりました。正確に言えば、神様は真の神様を知り、その愛を受け取り、神様を愛する決心をした人と愛の関係を持ってくださり、さらに信じる者と常に一緒にいてくださるということでしょう。それがどのような仕組みであるのか、私たち人間には100%理解できませんが、イエス様は「聖霊」によって、その状態が実現すると説明されたのです。この人間の想像を超えた神様の計画により、神様は神様を愛する者の内に住まわれ、私たちのからだが「神殿」となっているのです。
それゆえに、「神様が住まわれる建物としての神殿」「神殿が建てられている土地としての聖地」はイエス様以前のユダヤ人、イエス・キリストを信じないユダヤ教徒の考え方であり、私たちクリスチャンの信仰において一切必要のないもの、必要のない考え方なのです。もちろん、エルサレムを含むパレスチナ地域、さらにその周辺は、クリスチャンにとっては歴史的、考古学的に極めて重要な場所です。それらの研究が、聖書を理解するうえで大変大きな助けになっていることも事実です。しかし、「聖地旅行に行って大感激だった!」と喜んでいる方は、まことの神殿である自分自身、そして、その群れである教会での、生きた(リアルな)神様との交わりに感激や喜びを味わっていないのかもしれませんし、それを間違った場所に求めているのかもしれません。
イエス様の復活の直後に墓に来た女性たちに御使いが語った言葉を思い出しましょう。「5あなたがたは、なぜ生きている方を死人の中で捜すのですか。 24: 6ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。」(ルカ24:5-6)
最後にヨハネの福音書14章のイエス様の約束も確認しておきましょう。「16わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。17その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。」
ライフチャーチ 大谷信道