デイリーディボーション 1月24日(木)

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デイリーディボーション 1月24日(木)

2019年1月24日(木)
コリント人への手紙 第2 12:13-14 13あなたがたが他の諸教会より劣っている点は何でしょうか。それは、私のほうであなたがたには負担をかけなかったことだけです。この不正については、どうか、赦してください。14今、私はあなたがたのところに行こうとして、三度目の用意ができています。しかし、あなたがたに負担はかけません。私が求めているのは、あなたがたの持ち物ではなく、あなたがた自身だからです。子は親のためにたくわえる必要はなく、親が子のためにたくわえるべきです。
【ポイント】 ①パウロのコリント教会への思いの強さを知る 「あなたがたが他の教会より劣っている」とはパウロの認識ではなく、コリント教会の中で「はい、はい、分かりました。私たちの教会が他の教会よりも信仰的に劣っているということですね。」とパウロに文句を言う人がいたのだと思います。ですから、パウロはコリントの教会が劣っている点があるとすれば、それはパウロが経済的な負担をかけなかったことであると説明しているのです。
このパウロの行動の理由は11章から推察することができます。 「7それとも、あなたがたを高めるために、自分を低くして報酬を受けずに神の福音をあなたがたに宣べ伝えたことが、私の罪だったのでしょうか。8私は他の諸教会から奪い取って、あなたがたに仕えるための給料を得たのです。9あなたがたのところにいて困窮していたときも、私はだれにも負担をかけませんでした。マケドニヤから来た兄弟たちが、私の欠乏を十分に補ってくれたのです。私は、万事につけあなたがたの重荷にならないようにしましたし、今後もそうするつもりです。」さらに、20節には「20事実、あなたがたは、だれかに奴隷にされても、食い尽くされても、だまされても、いばられても、顔をたたかれても、こらえているではありませんか。」とあります。
以前にも学びましたが、恐らく、コリント教会の中に入り込んだ偽教師、偽使徒たちは、コリント教会に多額の報酬を要求し、コリントの教会は「食い物」にされていたのでしょう。そのような状況を知っていたパウロは、コリント教会に真の使徒と偽使徒の見分け方を教えるために、コリントの教会に一切の経済的な負担をかけないで福音宣教、教会形成の働きを行ったのです。しかし、偽使徒たちは、これに対し「パウロは他の諸教会から奪い取っている。」と反撃していたのでしょう。
しかし、パウロのコリント教会への愛は、なかなかうまく教会全体に伝わっていなかったのです。
ライフチャーチ 大谷 信道


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