デイリーディボーション 10月1日(火)

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デイリーディボーション 10月1日(火)

2019年10月1日(火)
ピリピ人への手紙 2:2-4 2私の喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにしてください。3何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。4自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。
【ポイント】 ①「キリストにある」が動機 ライフチャーチでの説教で繰り返しお話していることですが、私たちクリスチャンは一度自分の中にある「宗教・信仰」のイメージ(先入観)を捨て去ることが必要です。なぜなら、使徒の働き、パウロの手紙などを読めば、イエス様の弟子たちが、イエス様のみことばを実践するために、ユダヤ教徒としての宗教観、信仰観を捨てることにしっかりと取り組んでいたことが分かるからです(参:使徒10章、ガラテヤ2章)。
ですから、私たち日本人も、日本人が一般的に持っている仏教的、神道的、儒教的な宗教観、信仰観、価値観を一度リセットし、イエス様が教えられている信仰の歩みについて学び、考え方、生き方を変える必要があるのです。
さらに、欧米、韓国などの大衆文化、民衆信仰の影響を受け、変質してしまった形で輸入されたキリスト教信仰にも注意が必要です。現代日本のクリスチャンの祝福は、ほぼすべての信徒が自分で聖書を読むことができるわけですから、何が聖書に記されていることで、何がそうでないかということを、自分で検証することができるのです。
そして、先入観なしに聖書を読めば、今日の箇所にも記されている「教会の主にある一致」が、教会に対して、そして一人ひとりのクリスチャンに対して極めて重要な命令として与えられていることが分かるはずです。しかし、日本においては、聖書的ではない、個人主義的な信仰観が蔓延してしまったせいで、この大切な命令が軽視されているケースが多いのです。その結果、聖書的な教会観を知らないまま、牧師や宣教師になってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
ですから、今日のパウロの命令をしっかりと聞きましょう。そしてパウロのことばから、本来教会がどのような集まりであったのかを学習しましょう。あなたは、自分の祝福を求めるためにそこにいるのではなく、キリストのからだである教会が一つとされるために、つまり主にある一致に貢献するために召されているのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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