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2020年11月28日(土)
ヤコブの手紙 5:16-18 16ですから、あなたがたは、互いに罪を言い表わし、互いのために祈りなさい。いやされるためです。義人の祈りは働くと、大きな力があります。17エリヤは、私たちと同じような人でしたが、雨が降らないように熱心に祈ると、三年六か月の間、地に雨が降りませんでした。18そして、再び祈ると、天は雨を降らせ、地はその実を実らせました。
【ポイント】 ①「義人の祈り」とは? ここでも、私たちは、自分のために祈ってくれる「義人」を探す必要はありません。昨日の「信仰による祈り」も「義人の祈り」も、根底にあるメッセージは同じであると考えてよいと思います。それは、私たち一人ひとりのクリスチャンが神様との愛の関係、主にある兄弟姉妹との関係を健全に保ち続けることです。
ヤコブはそのために「互いに罪を言い表すこと」を勧めています。私たちはイエス様を信じる信仰によって、既に義とされています。しかし、私たちの肉体には古い罪の性質が残っています。地上で生きている限り、罪を100%犯さずに生きることは不可能です。神様の前で正直になれば、24時間罪を犯さずに過ごすことすら不可能であることに気が付くはずです。
ですから、私たちは日々、自分の罪深さを実感しながら、神様の前でその罪深さを正直に認め、悔い改め、その体験を愛する兄弟姉妹と分かち合いながら、成長し、さらにキリストの教会が建て上げられていくのです。つまり、ここでは「互いに罪を言い表わし」「互いのために祈り」ながら歩む人々が「義人」と呼ばれているのです。
ライフチャーチ 大谷信道