デイリーディボーション 11月30日(月)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 11月30日(月)

2020年11月30日(月)
ペテロの手紙 1:1-2 1イエス・キリストの使徒ペテロから、ポント、ガラテヤ、カパドキヤ、アジヤ、ビテニヤに散って寄留している、選ばれた人々、すなわち、2父なる神の予知に従い、御霊の聖めによって、イエス・キリストに従うように、またその血の注ぎかけを受けるように選ばれた人々へ。どうか、恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように。
【ポイント】 ①「恵みと平安」の中に生きる 今日の個所から、使徒ペテロは「ポント、ガラテヤ、カパドキヤ、アジヤ、ビテニヤ」にあるクリスチャンたちに宛てて手紙を書いていることが分かります。また、「あなたがた」という表現や内容(特に5章)から、ペテロがこの手紙をクリスチャンの群れである教会に対して書き、教会で読まれることを期待していたことが推察できます。
手紙の書き出しの個所を学ぶときにはいつも確認しているポイントですが、ペテロの「恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように」ということばは、単なる「挨拶」ではなく、ペテロの心からの祈りであることを見逃してはなりません。なぜなら、教会に集まる一人ひとりが神様の恵みを味わい、神様の愛によって動かされ、互いに愛し合い、赦し合うことなしに、教会と一人ひとりのクリスチャンの内に平安が実現することはないからです。恵みと平安が実現していない教会の姿を見て、誰が自分もイエス・キリストを信じようという気持ちになるでしょうか。また、個人伝道するときに、自分の教会は内部のいざこざが多いので自分の教会には連れて行きづらいと感じたとしたら、伝道の意欲がそがれてしまうことでしょう。教会形成と伝道を別々に捉えているクリスチャンが少なくないようですが、聖書をきちんと学べば、教会形成と伝道はクリスチャンの歩みの両輪であることがよく分かるのです。
イエス様のために、イエス様の愛にある健全な教会、家庭(夫婦関係、親子関係)建て上げることを、人生の使命の一つとしましょう。長い目でみれば、それが伝道の近道になるのではないでしょうか。
ライフチャーチ 大谷信道


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