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2020年12月11日(金)
ペテロの手紙第一 1:22 22あなたがたは、真理に従うことによって、たましいを清め、偽りのない兄弟愛を抱くようになったのですから、互いに心から熱く愛し合いなさい。
【ポイント】 ①互いに心から熱く愛し合いなさい ライフチャーチでは「相互愛」について繰り返し学んでいます。なぜ、何度も何度も同じことを学んでいるのでしょうか。それは、聖書に繰り返し「相互愛」についての命令、教えが記されているからです。さらに「相互愛」の重要さは聖書に出てくる頻度だけから来るものではありません。もし聖書の中で1度しか教えられていなかったとしても、それがイエス様の重要な命令であることが明らかであれば、「相互愛」について教会で繰り返し学び、実践することが重要なのです。
現代の多くの教会が陥っている「ご利益宗教化(カルト化)」「伝統・文化活動化(フェスティバル化・サロン化)」「社会活動化(NPO化)」などの問題を解決するために、私たちクリスチャンは、「相互愛」というイエス様の命令の学びと実践を大切にすること、別の言い方をすれば、本来のクリスチャンのあるべき姿をを大切にすること必須だと考えます。繰り返し確認しますが、イエス様が私たちクリスチャンに与えられている最重要課題は2つだけです。
マタイの福音書22章36-40節 36「先生。律法の中で、たいせつな戒めはどれですか。」37そこで、イエスは彼に言われた。「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』38これがたいせつな第一の戒めです。39『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。40律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」
利益の追求を目的とする企業では、事業の効率化させるために「リストラ」を行います。リストラというと「人員削減」の意味で使われることが多いですが、の略で、もともとの意味は「「リストラクチャリング・再構築」です。私たち教会もその活動・習慣の中に必要不可欠なもの以外の何かが入り込んでしまっていることがないのかを常に意識したり、大切なことの優先順位を明確にすることが重要なのです。マタイ22章のイエス様の教えは、当時のユダヤ教の指導者(律法学者・パリサイ人)に、信仰のリストラを教えたものと言っても良いかもしれません。
とはいえ、何が不必要なものなのかを議論しても、対立などを生み良い結果は得られないのではないかと思います。ですから、本当に大切なことに注力していくことのほうが建設的な歩みとなることでしょう。つまり、今日のみことばを素直に受けて、実践していくことですね。「相互愛」に熱心に取り組めば、自ずと再構築が進んで行くことになるでしょう。
ライフチャーチ 大谷信道