デイリーディボーション 12月12日(土)

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デイリーディボーション 12月12日(土)

2020年12月11日(金)
ペテロの手紙第一 1:23-25 23あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種からであり、生ける、いつまでも変わることのない、神のことばによるのです。24「人はみな草のようで、その栄えは、みな草の花のようだ。草はしおれ、花は散る。25しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない。」とあるからです。あなたがたに宣べ伝えられた福音のことばがこれです。
【ポイント】 ①福音は永遠に変わらない あらゆる宗教の教祖(開祖)は、「自分の教えは永遠に変わることがない」などと言うことでしょう。しかし、今日のペテロのことばを、他の宗教で語られている決まり文句と同列においてはなりません。繰り返し学んでいますが、聖書の福音はイエス様の十字架・死・復活・昇天と言う多くの目撃者によって認定されている事実に基づくものだからです。つまり、ペテロは自身の目で見た事実だけでなく、自分以外の客観的な目撃証言に基づき、キリストの福音が変わることがない神のことばであるという確信を持っているのです。
現代のクリスチャンの信仰は、他の宗教を信じている人々のように「自分が信じたいと思うものを信じている」わけではありません。私たちは、ペテロをはじめとする、イエス様の十字架・死・復活・昇天の直接の目撃者の証言を聞き(読み)、それが事実であるかどうかを学んだり、自身で考えたりした上で、使徒たちが伝えているキリストの福音が真実であると確信したうえで、イエス・キリストを信じ、愛し、彼に従ったのです。
先日も学びましたが、このようなプロセスを通して信仰に導かれた者は、それが神のことば(絶対的な真理)であるという、はっきりとした根拠が提示されていない宗教(思想)は偽りであることにも確信を持つことができるようになります。さらに、キリスト教会の中で教えられたり、行なわれたりしている事柄で聖書に書かれていないものを見つけた時に、大きな「違和感」を覚えるようになることでしょう。
日本のキリスト教会は、主にヨーロッパ、アメリカ、韓国の教会の影響を強く受けていますが、私たちクリスチャンは欧米や韓国で造られた宗教を信じているわけでは決してありません。私たちは「生ける、いつまでも変わることのない、神のことば」であるキリストの福音を信じているのです。(同じように、仏教徒を自負する人は、現存している宗派の教えではなく、ブッダが実際に語った言葉の勉強に没頭するべきでしょう)。ペテロは、人のことばではなく、真実(真理)であると確認されている「神のことば」によって生きている、ペテロ自身の信仰を手紙を読むすべての人と共有できることを祈っていたのでしょう。
ライフチャーチ 大谷信道


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