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2019年12月14日(土)
コロサイ人への手紙 4:1 1主人たちよ。あなたがたは、自分たちの主も天におられることを知っているのですから、奴隷に対して正義と公平を示しなさい。
【ポイント】 ①主に対してするように その3 パウロの主人たちに対する命令を見ると、これまでのメッセージの全体像がより明確になります。つまり、パウロが求めているのは主人が「奴隷に対して正義と公平を示し」ている家庭、教会の姿なのです。繰り返しになりますが、より平等な社会のあり方を求めていくことは非常に大切な働きです。しかし、パウロの家庭と教会のビジョンを見ると、私たちクリスチャンは社会が変わる前に、家庭や教会において主にある公平、平等を実現できるということです。そして、その取り組みが、社会全体を変えていくのです。ただ、間違えていけないことは、私たちは公平や平等を実現することが目的ではなく、主にあって互いに愛し合うキリストのからだを建て上げ、神の国の拡大が目的としているということです。
復習として再度考えてみましょう。私たちはイエス様の大宣教命令にしがたい、御国の拡大のために選ばれ、救われています。それでは、私たちは今日何をすることができるのでしょうか。その答えは3章に明確に記されていましたね。教会において、家庭において、神への愛、隣人(主にある兄弟姉妹)への愛を実践することです。夫婦が互いに受け入れ合い、赦し合い、愛し合うのは、主のため、主に仕えるためです。親が子を愛し育み、子が親を愛し助けるのも同じです。すべては主への愛の実践であり、隣人愛実践です。
この愛の実践に不従順でありながら、伝道、世界宣教などについて語ることが恥ずかしいことであることを知らなくてはなりません。反対に、愛の実践によって家庭や教会が祝福を受けることこそが、伝道、世界宣教の近道(本道)であることを知りましょう。
ライフチャーチ 大谷信道