デイリーディボーション 12月2日(水)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 12月2日(水)

2020年12月2日(水)
ペテロの手紙第一 1:5-6 5あなたがたは、信仰により、神の御力によって守られており、終わりのときに現わされるように用意されている救いをいただくのです。6そういうわけで、あなたがたは大いに喜んでいます。いまは、しばらくの間、さまざまの試練の中で、悲しまなければならないのですが、
【ポイント】 ①この世での生活の現実を受け入れる この世での生活をより良いものにしたいという願いから、神的なもの(宗教)を求める人が多くいると思います。多くの信者を集め、有名になったり、金儲けをしたいと思っている教祖(宗教団体)は、先に述べた人間のニーズ(欲求)に応えることに熱心に取り組みます。教会と自宅の間に大きな信仰主教の施設がありますが、駅と施設の往来のための専用バスが運行していますし、歩道にはそこへ向かう人たちの列を見ることが出来ます。人々の欲求、欲望を満たすことを忠実に行っていけば、人々は砂糖に群がるアリのように集まってくるのです。
しかし、今日の個所に見ることができる「いまは、しばらくの間、さまざまの試練の中で、悲しまなければならないのです」という聖書のメッセージにはこの世の人々の心は動かないのです。イエス様の福音が真理であるのならば、私たちクリスチャンは大胆に「試練」「忍耐」について語ることが出来るはずなのですが、ところが、前の段落で述べたような、この世のニーズ応えより多くの人を集めたい、人々から嫌われたくないというような誘惑に負けて、聞こえの良いメッセージしか語らない牧師が少なくありません。実際、私自身も常のその誘惑を感じる一人です。
ですから、教会は牧師・教師が大胆に(正しく・バランスよく)福音を語ることが出来るように、祈り、サポートしていくことが重要です。そのためには、教会全体が「天にたくわえられている資産」(1:4)に希望を置き、困難な状況にあっても神様の愛によって満ち足りることを覚え、互いに励まし合いながら、この世の現実の中で生きて行くことが重要なのです。私たちが教会に集められている理由が、ここにもあるのです。
ヘブル人への手紙 10:23-25 23約束された方は真実な方ですから、私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白しようではありませんか。24また、互いに勧め合って、愛と善行を促すように注意し合おうではありませんか。25ある人々のように、いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励まし合い、かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではありませんか。
ライフチャーチ 大谷信道


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