デイリーディボーション 12月7日(月)

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デイリーディボーション 12月7日(月)

2020年12月7日(月)
ペテロの手紙第一 1:13 13ですから、あなたがたは、心を引き締め、身を慎み、イエス・キリストの現われのときあなたがたにもたらされる恵みを、ひたすら待ち望みなさい。
【ポイント】 ①葛藤の中に生きる中で信仰が精錬される 6~8節を見返してみましょう。「6そういうわけで、あなたがたは大いに喜んでいます。いまは、しばらくの間、さまざまの試練の中で、悲しまなければならないのですが、7あなたがたの信仰の試練は、火で精錬されつつなお朽ちて行く金よりも尊く、イエス・キリストの現われのときに称賛と光栄と栄誉になることがわかります。8あなたがたはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、いま見てはいないけれども信じており、ことばに尽くすことのできない、栄えに満ちた喜びにおどっています。」
上の個所と今日の個所は、私たちのクリスチャン生活の本質です。そして、それは「喜び」と「悲しみ」が同居しているものであることが分かります。私たちはこのことに驚いたり、落胆してはなりません。リアルな信仰生活は、リアルな家族生活と同じで、そこには結婚する(子どもが与えられる)前には知らなかった「喜び」だけでなく、結婚した(子どもが生まれた)がゆえの「不安」「忍耐」「ストレス」などが混在するものなのです。
信仰生活(夫婦・家族生活)も、そこで体験する喜びとともに、起きうる不安や困難について十分に知っておくことが重要です。そうでないと「こんなはずじゃなかった!」ということになってしまうことが多いのです。ですから、教会では信仰決心後のクラス、結婚カウンセリングなどがありますし、病院では新生児を迎えるための準備クラスなどがあるわけです。「こんなはずじゃなかった!」というのは、自分が悪いわけでも、相手が悪いわけでもないのです。単なる準備不足(認識不足)が原因なのです。
しかし、決して忘れてはならないことは、イエス様の愛を知り、イエス様を愛する決心をする歩みの中で経験する喜びや平安の大きさは、クリスチャン生活の中で遭遇する不安や困難とは比べ物にならないということです。さらに、多くの人が経験していることは、信仰生活も家族生活も、困難に直面し乗り越えた時に、神様との愛の関係、家族との愛の関係が強められるということです。すべてが調子よく行っているときの神様との関係(人間関係)は意外なほど弱いものなのです。
「神様を信じたら(結婚したら、子どもができたら)本当に幸せになれるはず」という思いを抱いている人がいたら、それは単なる幻想(理想)であって、現実(リアル)ではないことに気が付きましょう。しかし、現実の様々な問題や葛藤の中にこそ、本当の幸せがあることを知りましょう!
ライフチャーチ 大谷信道


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