デイリーディボーション 2月19日(水)

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デイリーディボーション 2月19日(水)

2020年2月19日(水)
テサロニケ人への手紙 第二 2:145 15そこで、兄弟たち。堅く立って、私たちのことば、または手紙によって教えられた言い伝えを守りなさい。
【ポイント】 ①生懸命取り組むべきこと(目的)を明確にする 私たちは、何事においても一生懸命取り組むべきことをを明確にすることが大切です。日本人は一般的に、行動の目的を明確にすることが苦手なようです。例えば、教会の中で20年間続いている聖書研究(バイブルスタディー)があるとします。そこで教えている牧師、参加している信徒のうち何人がその会の目的を把握しているでしょうか。もし、明確な目的を持って参加しているとしても、その目的は、神様のみこころ(計画・目的)と合致しているか確認しているでしょうか。
今日のパウロの命令についても同じ事が言えます。「堅く立ちなさい」「パウロの教えを忠実に実行しなさい」という命令が与えられているわけですが、私たちは、パウロがそのような命令を与えられている目的を明確にしなければ、何のために一生懸命取り組んでいるのかを知らずに、何かに必死に取り組むことになってしまいます。
パウロのビジョン(神様の御心)は、パウロの手紙を読んでいれば様々な箇所に明確に記されています。例えば1章21背うがそうです。「12それは、私たちの神であり主であるイエス・キリストの恵みによって、主イエスの御名があなたがたの間であがめられ、あなたがたも主にあって栄光を受けるためです。」パウロのビジョンは神様がすべての人々から栄光を受けることです。1コリント10章31節でも「31こういうわけで、あなたがたは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を現わすためにしなさい。」と教えられている通りです。ですから、私たちは、何をするにしても、この目的を忘れてはなりません。
ですから、今日の命令も、パウロがテサロニケの教会の信徒たちが、そしてすべてのキリストを信じる者の群れが、神様に栄光を帰するという目的を達成するために何をしたら良いのかを教えているということなのです。
また、パウロは主に栄光を帰するという目的を達成するための具体的なプロセス(途中経過)についても明確に教えていましたね。何だったでしょうか?そうです、1章3節にはっきりと書かれていましたね。「3兄弟たち。あなたがたのことについて、私たちはいつも神に感謝しなければなりません。そうするのが当然なのです。なぜならあなたがたの信仰が目に見えて成長し、あなたがたすべての間で、ひとりひとりに相互の愛が増し加わっているからです。」
このようにして、主に栄光を帰すという、私たちすべての人間に与えられて行目的を明確にすると、聖書に記されている様々な教えが、点と点が結び合わされるように一つに繋がっていき、極めてシンプルな全体像を見ることができるようになるのです。
私たちクリスチャンが行うべきことは多岐にわたっているかもしれません。しかし、その目的は「主に栄光を帰す」ことなのです。そして、その目的に対して熱心に取り組む者は、主からのその報い、祝福、栄光が与えられるのです。
ライフチャーチ 大谷 信道


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