デイリーディボーション 5月19日(土)

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デイリーディボーション 5月19日(土)

2018年5月19日(土)

【通読】
ローマ人への手紙 15:20-21
20このように、私は、他人の土台の上に建てないように、キリストの御名がまだ語られていない所に福音を宣べ伝えることを切に求めたのです。21それは、こう書いてあるとおりです。「彼のことを伝えられなかった人々が見るようになり、聞いたことのなかった人々が悟るようになる。」

【ポイント】
①伝道の結実は「教会」ー その2
20節の「他人の土台の上に建てないように」という比喩的な表現に注目しましょう。パウロの頭の中にはいくつかの教会のイメージがありました。その一つは、これまでローマ人への手紙の中で学んできた通り、「キリストのからだ」です。「
4一つのからだには多くの器官があって、すべての器官が同じ働きはしないのと同じように、5大ぜいいる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、ひとりひとり互いに器官なのです。」(ローマ12章)

もう一つの比喩は「神の建物」です。「9私たちは神の協力者であり、あなたがたは神の畑、神の建物です。10与えられた神の恵みによって、私は賢い建築家のように、土台を据えました。そして、ほかの人がその上に家を建てています。しかし、どのように建てるかについてはそれぞれが注意しなければなりません。11というのは、だれも、すでに据えられている土台のほかに、ほかの物を据えることはできないからです。その土台とはイエス・キリストです。」(1コリント3章) ここで注目すべきは、パウロは自分の働きが「賢い建築家」に似ているという明確なイメージを持っていたことです。

さらに、エペソ人への手紙2章でもパウロはこのように教えています。「19こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。20あなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。21この方にあって、組み合わされた建物の全体が成長し、主にある聖なる宮となるのであり、22このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。」

しかし、私たちクリスチャンはものを言わず、そこに横たわっている「木材」ではありません。上の1コリント3章9節にある通り、私たちクリスチャンは「神の建物」を建て上げるための「協力者」なのです。私たちすべてのクリスチャンは、イエス様からパウロの「建築家」としての働きに協力するように命令されているのです。

みなさんは自分なりのクリスチャン(教会)のイメージを持っていることでしょう。しかし、私たちクリスチャンにとって大切なことは、自分のイメージや思い込みではなく、聖書の記述を優先させることなのです。ですから、神の建物、キリストのからだの建て上げのための「協力者」として、神の建物の建て上げの協力者として自分に何が求められているのかを真剣に考え、実行に移して行こうではありませんか。

ライフチャーチ
大谷信道


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