デイリーディボーション 5月21日(月)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 5月21日(月)

2018年5月21日(月)

【通読】
ローマ人への手紙 15:22-24
22そういうわけで、私は、あなたがたのところに行くのを幾度も妨げられましたが、23今は、もうこの地方には私の働くべき所がなくなりましたし、また、イスパニヤに行く場合は、あなたがたのところに立ち寄ることを多年希望していましたので、24――というのは、途中あなたがたに会い、まず、しばらくの間あなたがたとともにいて心を満たされてから、あなたがたに送られ、そこへ行きたいと望んでいるからです、――

【ポイント】
①教会がベース
パウロの働きはいつも教会がベースになっていることが24節から垣間見ることができます。パウロはスペインへの伝道は「あなたがに送られ」、つまり、ローマの教会からの支援を受けて出発したいと思っているのです。パウロにとっては、伝道旅行、教会開拓、教会形成の歩みは決して「個人的」なものではなく、各地の教会を巻き込み、祈り合いの中で行うものだったのです。

バビロン捕囚などによってイスラエルから連れ去られたユダヤ人は、その後、異邦人の地でユダヤ人のコミュニティーを形成し、シナゴーグ(会堂)において、聖書の学びや礼拝を行うことになりました。ですから、ユダヤ人であるパウロにとって、エルサレム以外の場所でクリスチャンがコミュニティーを形成し、教会を形成していくことはごく当たり前の出来事だったのだと想像します。つまり、かつて捕囚などによって散り散りにされたユダヤ人が、個人で信仰の歩みを続けたのではなく、群れを形成することによって信仰を守り続けた経験が生かされているわけです。

ライフチャーチ
大谷信道


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