デイリーディボーション 6月29日(金)

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デイリーディボーション 6月29日(金)

2018年6月29日(金)

コリント人への手紙 第一 4:16-17
16ですから、私はあなたがたに勧めます。どうか、私にならう者となってください。17そのために、私はあなたがたのところへテモテを送りました。テモテは主にあって私の愛する、忠実な子です。彼は、私が至る所のすべての教会で教えているとおりに、キリスト・イエスにある私の生き方を、あなたがたに思い起こさせてくれるでしょう。

【ポイント】
①伝道者パウロを模範とする
「私にならう者となってください」というパウロのメッセージを聞く時に、多くのクリスチャンはパウロの個人的な信仰、霊性などについて彼から学び、模範にするという意味だと理解することでしょう。もちろん、それは非常に大切なことなのですが、パウロが教えたいことはそれだけではないと考えます。

これまでも触れてきましたが、パウロはコリント教会のメンバーが、自分の歩み方を模範にしながら伝道者に対する正しい知識、判断基準を身につけて欲しいと思っているのです。つまり、コリント教会のメンバーが「見せかけだけの伝道者」に騙されないように、または、この世的な価値観だけで伝道者を判断することがないように教えているのです。

その姿は昨日学んだ通りです。つまり、伝道者とは父が子どもを愛し、育てるように人々と関わり、信仰に導くだけでなく、救われた者がキリストのからだの一部となり、キリストのからだを建て上げる者として成長していくことができるように導く者であるということです。

聖書を読む私たちとしては、問題だらけのコリント教会に根気強く関わり続け、コリント教会の成長を祈り、手紙を書き、具体的に彼らの助け手としてテモテを派遣するパウロの姿から、牧師、伝道者のあるべき姿、さらに教会のあるべき姿を学ぶことができるのです。

ライフチャーチ
大谷信道


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