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2020年6月3日(水)
テトスへの手紙 2:6-8 6同じように、若い人々には、思慮深くあるように勧めなさい。7また、すべての点で自分自身が良いわざの模範となり、教えにおいては純正で、威厳を保ち、8非難すべきところのない、健全なことばを用いなさい。そうすれば、敵対する者も、私たちについて、何も悪いことが言えなくなって、恥じ入ることになるでしょう。
【ポイント】 ①常に基本に立ち返る これまで繰り返し学んできましたが、今日のパウロの命令の目的は大きく分けると2つです。一つは、「神への愛」「隣人への愛」の実践です。この二つは切り離すことができない関係にあります。神様を愛する者は、神様の御心である隣人愛を実践したいと思うはずだからです。そして、隣人愛を実践すると、それが神様への愛の実践となるわけです。
二つ目は、キリストを信じる者の群れ(キリストのからだ)の主にある一致です。もちろん、一致の最終目的は神様への愛の表現(または主に栄光を帰すること)なわけですが、ここにはもう一つ重要な目的が含まれています。それは「証し」です。某国の大統領のように、人々の分断、分裂の原因を作りながら、教会の建物の前で聖書を手にして自分の信仰をアピールすることは、神様の前には全く空しいことであり、主の御名を空しく唱え、神様への冒涜することにもなりかねません(それを判断するのは神様ご自身ですが)。また、私たちがどんなに正しく聖書を語ったとしても、福音の表現方法に暴力や力による支配が含まれていれば、それは敵意を生み、「敵対する者」に攻撃の機会を与えるだけになってしまいます。
ですから、私たちクリスチャンはパウロが命じている通り、家庭においても、学校や職場においても、周りの人に良い証しを立てることを目標として歩んでいくこと、そして、神様の愛による一致という実が結ぶことを考えながら歩むことが大切なのです。
ライフチャーチ 大谷 信道