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2020年8月24日(月)
へブル人への手紙 10:19-21 19こういうわけですから、兄弟たち。私たちは、イエスの血によって、大胆にまことの聖所に入ることができるのです。20イエスはご自分の肉体という垂れ幕を通して、私たちのためにこの新しい生ける道を設けてくださったのです。21また、私たちには、神の家をつかさどる、この偉大な祭司があります。
【ポイント】 ①「私たちのためにこの新しい生ける道を設けてくださった」とは? 「新しい生ける道」ということばに注意が必要です。なぜなら、「道さがし」が好きな人が多いからです。「救いへの道」「信仰の成長への道」など、ゴールの達成のための具体的な方法やプロセスを聞くと、それに挑戦したくなるものです。でも、この感覚は「律法の行ないによる義」につながる危険性があることを知っている必要があるのです。
ですから、私たちは「生ける」という部分に注目することが重要です。つまり「道」に「生ける」という修飾語が付いているということは、この道は無機質な「方法」や「プロセス」としての道ではなく、あくまでも、いのちある存在のことを指していることが明らかです。それは、言うまでもなくイエス様ご自身です。さらに、イエス様という生きている存在があなたにとっての「道」となるために必要なのは、イエス様とあなたの個人的な愛の関係、信頼関係が必要になります。イエス様を愛し、信頼し、従い、イエス様と共に人生を歩む姿を客観的に見る時に、そこに私たちとイエス様、私たちと天の父が結ばれている道が見えるのです。
難しそう(宗教的・哲学的)に見える「私たちのためにこの新しい生ける道」という箇所も、私たちとイエス様との愛の関係、信頼関係という現実をベースにして見てみると、とてもシンプルで、簡単なメッセージであることが分かりますね。
ライフチャーチ 大谷信道