デイリーディボーション 8月29日(木)

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デイリーディボーション 8月29日(木)

2019年8月29日(木)
マルコの福音書 15:16-20 16兵士たちはイエスを、邸宅、すなわち総督官邸の中に連れて行き、全部隊を呼び集めた。17そしてイエスに紫の衣を着せ、いばらの冠を編んでかぶらせ、18それから、「ユダヤ人の王さま。ばんざい」と叫んであいさつをし始めた。19また、葦の棒でイエスの頭をたたいたり、つばきをかけたり、ひざまずいて拝んだりしていた。20彼らはイエスを嘲弄したあげく、その紫の衣を脱がせて、もとの着物をイエスに着せた。それから、イエスを十字架につけるために連れ出した。
【ポイント】 ①罪に贖いの業の現実を知る 今日の箇所に出てくる兵士たちにとっては、イエス様は処刑されるべき罪人(ざいにん)の一人以上の何者でもありませんでした。兵士にとっては十字架にかけられる重罪人に親切にしたり、敬意をもって接する理由は一つもありません。十字架刑は犯罪防止のための「見せしめ」という意味合い強くありましたから、十字架につけられる者に肉体的、精神的苦痛を与えること、徹底的に侮辱し、それを民衆に見せつけることは兵士に与えられている責任の一つだったのです。ピラトがそうであったように、兵士たちも自分に与えられた仕事を忠実に行っているに過ぎないのです。
イエス様はご自分がこのような苦しみを受けることをすべてご存知の上で、十字架刑に臨まれました。そして、天の父も、救い主であるイエス様がこのような辱めを受けている姿を人々が目撃し、心に焼き付けることを望まれていたのです。それは、私たちがイエス様が辱められ、苦痛が与えられている理由は、自分の罪のためであることを頭で理解するだけでなく、自分がイエス様を苦しめているという肌感覚として覚えることができるようにするためではないでしょうか。
ライフチャーチ 大谷信道


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