デイリーディボーション 2月15日(金)

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デイリーディボーション 2月15日(金)

2019年2月15日(金)
ガラテヤ人への手紙 2:14 14しかし、彼らが福音の真理についてまっすぐに歩んでいないのを見て、私はみなの面前でケパにこう言いました。「あなたは、自分がユダヤ人でありながらユダヤ人のようには生活せず、異邦人のように生活していたのに、どうして異邦人に対して、ユダヤ人の生活を強いるのですか。
【ポイント】 ①ペテロの失敗も啓示 聖書の素晴らしさの一つは、神様に立てられた聖書の著者たちが、自分たちの失敗や恥を隠さずに記している点です。これは、聖書が真実なものであるという証拠でもあります。もし、ペテロが御霊によってではなく肉の欲によって生きていたとしたら、自分の失敗や恥が後世に語り継がれることを「屈辱」と感じたでしょうし、そのような事態を防ぐために、パウロに2章の削除を求めていたことでしょう。パウロの手紙だけでなく、福音書の中に記されているペテロの様々な失敗についても同じことが言えます。ここに、聖書の真実さ、ペテロたち使徒の健全さを確認することができるのです。
さらに、後世のクリスチャンたちは、ペテロの様々な失敗から学ぶことができます。ペテロの失敗があったからこそ、異邦人にも福音が与えられていること、異邦人も恵みによって救われることを確認することができたのです。ですから、後から思えば、ペテロも失敗も後のクリスチャンのための神様の啓示であったこと考えることができるのです。
また、ペテロの失敗は私たちに大きな励ましを与えるものでもあります。ペテロの失敗を見ると、ペテロは決して特別な人間ではなく、私たちと全く同じ普通の人間であることが分かります。ですから、私たちは自分の歩みをペテロのそれに重ね合わせることができるのです。自分もペテロと同じ失敗を犯してしまう可能性がある罪深く、弱い人間であることを素直に認めることができるのです。イエス様がペテロの失敗を赦し愛し続けられる姿、ペテロが失敗を重ねながらもイエス様を信頼し続ける姿から、イエス様を信じた後、聖霊が与えられた後も失敗を犯してしまうことがある(失敗を犯しても大丈夫)ということを知り、励ましを受けることができるのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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