デイリーディボーション 7月26日(金)

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デイリーディボーション 7月26日(金)

2019年7月26日(金)
マルコの福音書 13:7-10 7また、戦争のことや戦争のうわさを聞いても、あわててはいけません。それは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。8民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、ききんも起こるはずだからです。これらのことは、産みの苦しみの初めです。9だが、あなたがたは、気をつけていなさい。人々は、あなたがたを議会に引き渡し、また、あなたがたは会堂でむち打たれ、また、わたしのゆえに、総督や王たちの前に立たされます。それは彼らに対してあかしをするためです。10こうして、福音がまずあらゆる民族に宣べ伝えられなければなりません。
【ポイント】 ①最後までキリストを信頼する 今日の箇所に記されている社会情勢は、およそどの時代にも当てはまるものではないかと思います。恐らく、イエス様の時代から現代に至るまで、地球上で民族間の武力衝突、国と国の戦争、地震、自然災害、ききんのどれも起こらなかった年はないのです。キリスト教徒に対する迫害、弾圧(布教活動の禁止)も常に起きていることでしょう。ですから、現代も含め、どの時代でもキリストの再臨が間近であると思いながら生きているクリスチャンがいますし、キリストの再臨を謳って人々の不安をあおる偽預言者、カルト的クリスチャンに騙されてしまった人も大勢いました。
一方、私たちは、イエス様の昇天から2000年以上経った現在までに、イエス様の再臨は起きていないという現実を見ています。ですから、自分が生きている間にイエス様の再臨は起きないだろうと思い込んでいるクリスチャン、再臨のことすら考えていないクリスチャンも大勢いるのです。
しかし、実際のところイエス様の再臨を信じながら生きるとは、具体的にどのような生活になるのでしょうか。「明日、イエス様の再臨があるかもしれない」と信じていたら、現状が続いていくことを前提にして行っている受験勉強、就職活動、就職、結婚、出産、子育てなどのすべてが空しいものとならないでしょうか。
答えは、「はい」と「いいえ」の両方だと思います。「はい」の理由は、イエス様の再臨が明日であろうが、100年後であろうが、私たちはいずれ必ず死に、神様の前に立たされることになります。その時には、私たちの学歴、職歴、地位、財産などは何の意味も持たないのです。地上での生活は「仮の住まい」であり、「真の住まい」は天上にあるのです。私たちの地上の生活は永遠と比べれば極めて短いものであり、永遠の価値からすれば、地上で手にしているものに大きな価値はないのです。
「いいえ」の理由は、私たちは2000年間再臨がなかったという事実、また、再臨の時期を特定することが不可能であることを知っているので、再臨がすぐに起きないという可能性を考えながら、日々の糧を得ること、一人でも多くの人が救われること、救われた者の群れを健全なキリストのからだにすることに一生懸命生きるので。つまり、私たちにできることは、日々与えられた人生を、与えられた状況の中で主にささげていくことなのです。しかし、キリストの再臨と永遠のいのち、その価値、喜びを忘れ、地上でのはかない喜びに埋没してはならないのです。地上で最善を尽くしながら、主とお会いする日を忍耐をもって待ち望むのです
ローマ人への手紙8章 23そればかりでなく、御霊の初穂をいただいている私たち自身も、心の中でうめきながら、子にしていただくこと、すなわち、私たちのからだの贖われることを待ち望んでいます。24私たちは、この望みによって救われているのです。目に見える望みは、望みではありません。だれでも目で見ていることを、どうしてさらに望むでしょう。25もしまだ見ていないものを望んでいるのなら、私たちは、忍耐をもって熱心に待ちます。
ライフチャーチ 大谷信道


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